| セメント系屋根瓦 |
一般にセメント系の商品は経年による劣化が起こりうる商品にあげられます。また近年、酸性雨によるセメント系屋根瓦の強度が落ちる速度が速くなっています。これはセメント製品がアルカリに保たれることで強度を維持する特徴のあるものが、酸性雨により中和されることにより強度不足が生じる為と思われます。
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1 薄型化粧スレート
(クボタコロニアル、カラーベスト・ナショナルフルベスト、ニューウェーブ・セキスイからわU等)
ここ20年前より急速に普及した屋根材です。特に阪神淡路大震災を契機に多く用いられるようになった軽量屋根瓦です。厚みが5〜7mmと薄くまた施工が容易で価格も安く抑えられる利点があります。その反面、経年による劣化が著しく強度を維持する為には新築後8〜15年が塗替え時期に最もふさわしいと思われます。20年以上たったものには塗替えが困難である程劣化する物も見受けられます。塗替えサイクルはおおむね7〜10年です。
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2 乾式コンクリート瓦
(モニエル瓦・クボタ洋瓦・スカンジア瓦)
一般にモニエル瓦と言われる屋根瓦です。セメント瓦や厚型スレート瓦とは区別されます。製造方法が異なる為にそれぞれに特徴が出ます。モニエル瓦は水分の少ないセメントを真空ドレン機による押し出し成型を行い、そのまま着色スラリーと呼ばれるコンクリートと同質の無機質着色材を1ミリ以上塗膜しその上アクリル樹脂のクリアー塗料を塗布した瓦です。一連の製造工程でできる為、製造コストを下げることが出来ます。しかしながらこの製造工程での着色スラリー層が塗替えにおける最大のネックとなります。モニエル瓦もセメント製品ですので経年による劣化を伴います。その際、着色スラリーも劣化する為、非常に脆弱になります。そこに黴、苔、埃が付着し見た目も悪くなります。塗替えの際は脆弱になったスラリー層を取り除き、塗装工程に移ってください。
なお、当社のマイティーシリコン、マイティルーフ#200は、特別にモニエル瓦に適合する様に配合した塗料となっております。塗装となっております。塗装に関する詳しい事は塗装仕様書をご覧いただきその指示に従ってください。
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3 セメント瓦・厚型スレート
単にセメント瓦と言われ、四国、九州に非常に多く用いられた瓦です。プレスセメント瓦、塗装工程によっては静電塗装瓦とも呼ばれます。一般に塗装して市場に出されますが無塗装のまま使われる事もあります。塗装される塗料は工場により様々ですが、塗膜が無くならない前に塗替えを行い、瓦の延命を促します。 |